グラフィカル競馬予想

毎週中央競馬をグラフ化して予想していくブログです

【七夕賞】予想

G3:七夕賞
福島芝右2000m(Aコース)
ハンデ戦

 

前回記事で過去レースからの好走傾向を抽出

nopainnogain116.hatenablog.com

このデータは稍重開催の年のもで、今年は7/6㈯現在では良馬場発表だが、七夕賞当日は午前中が雨予報なので稍重~重での開催になると思われる

 

稍重開催の七夕賞

好走する先行馬は

タフな馬場を最後まで駆け抜けるパワーを持った大きな馬

 

好走する差し馬は

緩んだ馬場でも瞬発力を発揮できる小柄な馬

 

ということだったので、今回はそれに当てはまる出走馬を探し出す

 

 

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 厩舎 単勝オッズ 人気 前走
馬体重
前走
4角通過順位
1 1 エンジニア 牡6 54 津村 13 9 486 11
1 2 アウトライアーズ 牡5 54 野中 小島 31.4 15 498 5
2 3 ロシュフォール 牡4 55 三浦 木村 5.3 1 508 15
2 4 ソールインパク 牡7 54 大野 戸田 11.5 5 498 5
3 5 ストロングタイタン 牡6 57 戸崎圭 池江 12.3 7 542 7
3 6 マルターズアポジー 牡7 57 武士沢 堀井 20.7 11 530 1
4 7 カフェブリッツ 牡6 54 蛯名 池江 22.3 13 538 3
4 8 タニノフランケル 牡4 55 福永 角居 7.9 2 522 2
5 9 ロードヴァンドール 牡6 55 横山典 23.9 14 500 7
5 10 ベルキャニオン 牡8 55 丸山 60.6 16 498 2
6 11 ゴールドサーベラス 牡7 54 藤田菜 清水英 12.3 8 452 11
6 12 ミッキースワロー 牡5 57.5 菊沢 菊沢 14.5 10 480 11
7 13 ウインテンダネス 牡6 56 柴田大 杉山 12 6 506 7
7 14 ブラックスピネル 牡6 57 石橋脩 音無 21 12 506 1
8 15 クレッシェンドラヴ 牡5 55 内田博 8.5 3 490 2
8 16 クリノヤマトノオー 牡5 55 和田 高橋忠 8.8 4 476 12

 

 

早速、プロットしたものをお見せしよう

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好走傾向に当てはまったのは

■先行馬

枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 厩舎 単勝オッズ 人気 前走
馬体重
前走
4角通過順位
3 6 マルターズアポジー 牡7 57 武士沢 堀井 20.7 11 530 1
4 7 カフェブリッツ 牡6 54 蛯名 池江 22.3 13 538 3
4 8 タニノフランケル 牡4 55 福永 角居 7.9 2 522 2
5 10 ベルキャニオン 牡8 55 丸山 60.6 16 498 2
7 14 ブラックスピネル 牡6 57 石橋脩 音無 21 12 506 1
8 15 クレッシェンドラヴ 牡5 55 内田博 8.5 3 490 2


■差し馬

6 11 ゴールドサーベラス 牡7 54 藤田菜 清水英 12.3 8 452 11

 

先行馬が多く差し馬が少ないのが今年の七夕賞の特徴と言える

 

さて、逃げ馬が多いとどうなるのか?

 

おそらく福島のスタート後の下り坂も相まって最初の直線で激しい先行争いが行われ、序盤はペースがかなり上がるだろう

 

ペースが上がる=体力の消耗が激しい

 

やはり、タフな馬が好走するということになるだろう

そしてこれは先行馬に不利に働くことが多い

 

では、

差し馬の15.ゴールドサーベラス一択ではないか!

 

っと思ったのだが、ゴールドサーベラスは1600m主体で走ってきた馬で今回の福島2000mは合わない

2走前の福島民報杯でも体力が持たずに惨敗している

タフさ比べのなかでは厳しいのだ

 

 

 そんななか注目の一頭

11.クレッシェンドラヴ

 

上の画像では先行馬として好走条件に入れたが、実はこの馬は差し馬である

前走の福島民報杯でのコーナーごとの通過順位がこれ

13-13-4-2

 

実はスタート~第2コーナーまでは最後方に位置取りをし、ペースが緩んだあたりで早めにまくりを仕掛けて、第4コーナーでは先頭あたりを走っていたのだ

 

つまり、先行争いには参加せずに最後の直線では前にいるという理想的な走りができる馬なのである

 

 

これでもう七夕賞は勝ち確定である

 

ここからはオッズとの闘い

 

 

【七夕賞】過去レース

G3:七夕賞
福島芝右2000m(Aコース)
ハンデ戦

■コースポイント
①下り坂スタートのためスピードが上がりやすい
②第1コーナーまで505mと長いため外枠でも先行可
③3、4コーナーはスパイラルカーブのため馬群が広がりやすい
④直線は292mで短めなので先行場有利

 

今週は雨予報なので、稍重開催だった2012年の上位5頭データを参照

2012年 稍重                      
着順 枠番 馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 通過 上り 単勝 人気 馬体重
1 3 6 アスカクリチャン 牡5 55 内田博幸 02:01.1   4-5-5-5 36 54.4 14 488(0)
2 3 5 トーセンラー 牡4 57 岩田康誠 02:01.1 ハナ 10-11-13-14 35.5 4.3 1 436(-2)
3 4 7 ミキノバンジョー 牡5 55 太宰啓介 02:01.2 1/2 1-1-1-1 36.7 17.5 7 510(0)
4 8 16 ケイアイドウソジン 牡6 56 石橋脩 02:01.2 ハナ 2-2-2-2 36.6 41.2 13 498(-4)
5 6 11 ニシノメイゲツ 牡5 53 田中勝春 02:01.2 クビ 10-11-11-11 35.7 17 6 450(-2)

 

通過順位を視覚化すると

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やはり先行馬の活躍が目立つ

 馬場が重くなると最高速度が遅くなる分先行馬に有利に働くためだと思われる

 

 

しかし、差し馬が全く好走できていないわけではない

そこで、好走する差し馬好走する先行馬の特徴を表す図がこれだ

 

f:id:nopainnogain116:20190701220417j:plain

縦軸が4コーナー通過順位

横軸が馬体重

 

好走する先行馬は

タフな馬場を最後まで駆け抜けるパワーを持った大きな馬

 

好走する差し馬は

緩んだ馬場でも瞬発力を発揮できる小柄な馬

 

ということだろう

 

 

ここまで分かれば、今年の七夕賞はもらったも同然である

次回はこのデータに該当する馬を探し出す